知っとるやつおる? 2 風吹けば名無し 2019/02/04(月) 12:23:01.32 ID:YLGrJ1xsr. 不器用ながらに生きていく道を模索するが、内向的な性格が災いし、どちらかというと社会の底辺的存在になっていく。, プンプンの周りに「特別」な人はいっさい登場しない。どこにでもいそうな人々ばかりだ。共通点があるとすれば、生きることに非常に困難していることくらいだ。, 全巻通して思ったのはプンプンにふりかかる出来事は「どこかで見たことがある」ありふれた事柄ばかりで、それもすべてプンプンという少年のコミュニケーション能力の低さが招くトラブルでしかない。, 10巻からの「愛子ちゃん」との再会で、プンプンは坂を転げ落ちるような破滅への道を突き進むこととなる。 一番好きな漫画は何かと聞かれた時には「おやすみプンプン」と答えます。 浅野いにおが2007年からヤングサンデーで連載(2008年のヤンサン休刊に伴いその後はビックコミックスピリッツに移った)された全13巻の作品で、どこにでも居るような男の子、プンプンの半生を描いた物語です。 おやすみプンプン最終巻を読み終えて、まず抱いた感想は「案外良かったな」と「ソラニンに似ているな」というものでした。 最終巻では、今まで並行的に展開されてきた二つ(と私は思う)のストーリー、そして最後の最後に突然降って沸いた一つのストーリーが、意外な終結に向かいます。 名作鬱漫画として多くの人を魅了した、浅野いにおによる『おやすみプンプン』。今回は読者の心に傷と感動を与える本作のあらすじと魅力をご紹介いたします。スマホアプリで無料で読むこともできるので、気になった方はまずはアプリで読んでみるのもおすすめです。, 作者は、宮崎あおい主演で映画化された『ソラニン』でも有名な浅野いにお。同氏の代表作のひとつ『おやすみプンプン』は、2007年から「週刊ヤングサンデー」、2008年から2013年まで「ビッグコミックスピリッツ」で連載されました。, 主人公はまるで鳥の落書きのような風貌をした少年のプンプン。彼の小学生時代から中学、高校、フリーターとして社会に出たその後まで、ひとりの人生を描いています。, 降りかかるさまざまな困難がプンプンを成長させ、衝撃の展開へと導いていきます。しかし、『おやすみプンプン』はただ翻弄される主人公を眺めるだけの漫画ではありません。プンプンを取り巻く環境は決して特別ではなく、普遍的なもの。普遍的だからこそ、プンプンの苦しみは読者の胸にダイレクトに響きます。, 読んだ人の心に傷と感動をもたらす本作の魅力はいったいなんなのか。この記事では物語の具体的な見どころと、ヒロインの田中愛子について、そして名言をいくつかご紹介しましょう。, ちなみに本作はスマホアプリで無料で読むこともできるので、興味が湧いた方はまずはそちらから作品をご覧ください。, また、浅野いにおの作品に興味がある方は<浅野いにおのおすすめ漫画ランキングベスト5!若者たちの葛藤を描く>もあわせてご覧ください。, 物語は小学校5年生のプンプンと本作のヒロインである田中愛子との出会いから始まります。プンプンは練馬区から転校してきたの田中愛子に一目惚れをします。一緒に将来の夢を語り、お宝を探して廃工場を冒険し、誰もいない体育館の真ん中ではじめてのキスをした彼女に、プンプンは運命を感じるようになりました。, ある日、見知らぬ親子が宗教の勧誘のためにプンプンの家を訪れます。そのあまりにしつこい態度に憤慨するプンプンの叔父の雄一。玄関先で始まった激しい口論にプンプンが様子を見に行くと、母親の後ろで深く帽子を被って佇む愛子と目が合ってしまったのです。, 一番隠したかったことを知られてしまった愛子はその場から逃げ出し、プンプンは後を追います。追いつかれた愛子は「どこか遠くへ行きたい」と呟き、終業式の日に愛子の叔父がいる鹿児島の病院に2人で逃げようとプンプンに約束させます。しかし鹿児島へは行けないまま2人は疎遠となり、小学校を卒業してしまうのです。, この愛子の存在と「約束を守れなかった」という過去は、その後もずっとプンプンの胸に呪いのように残り続け……。, 本作はとにかく鬱展開が続くので、次の日に支障をきたす可能性も。もちろん、その鬱要素自体に、そしてそれを乗り越えたところに本作の魅力があるのですが……。念のため、『おやすみプンプン』を読むのは「休日の前日」をおすすめします。, 本作の軸となるのはプンプンという1人の少年の成長譚です。恋愛や性への目覚め、家族間の悩みなど、一見王道的な思春期を過ごします。, プンプンの身に降りかかる波乱と胸に残された傷跡。そしてそれらの中でもがくプンプンに、まっすぐに焦点を当て続けることでどうしようもなく鬱々とした気分にさせられるのです。, プンプンが愛子に恋をした次の日、プンプンの父親は喧嘩の末に母親にケガを負わせて入院させてしまいます。めちゃくちゃになったリビングで、「大変だプンプン。強盗が来てママを襲った」「信じてくれるよね?」と自分に言い聞かせる父。このとき、プンプンが具体的に何を思ったかは描写されていません。しかし、この一件からプンプンは父と離れ離れになり、母が退院するまでは叔父の雄一と過ごすことになりました。, そして、愛子とキスをした約1か月後。プンプンの家を新興宗教の訪問販売の親子が訪れました。そのとき、プンプンは母親の後ろで帽子を深く被って佇んでいる愛子を見つけてしまうのでした。, まだ小学生の幼いプンプンが抱えるには重すぎる苦難が襲います。これらの複雑で重大な出来事を、理解も消化も出来なかったであろうプンプンはほとんど流されるまま事態の収束を迎えます。しかし、これらの出来事は幼い彼に「家族」の大切さを見失わせるには十分でした。, 中学、高校ともにどこか傍観するような視線で周囲を眺めていたプンプンは、あまり人と関わり合いにならない学生生活を送ります。唯一恋愛に発展しそうになった女の子がいましたが、その子とのデートのをした日は、なんと母親のガンの手術日。「普通はお母さんのそばにいてあげる」と指摘されてもピンときません。, そういったプンプンの自覚のない冷たさに失望したその子は、衝動に駆られて体を求めるプンプンにビンタ。プンプンの前を去ります。幼い頃に壮絶な体験をしてしまったプンプンと価値観を共有できる人間など、彼の周囲にはいなかったのです。, しかし高校を出てフリーターとなったプンプンは、ある日乗っていた電車から愛子の姿を見つけます。彼にとっては小学校の頃から心のどこかで思い続けてきた相手で、自分に似た価値観の中で生きているはずの女の子。, 駅へ戻って愛子を探すも見つけられなかったプンプンは、その後2年の間に愛子を見つけられず、自分の状況が今と変わっていなかったら自殺しようと決めたのでした。, プンプンという人物は、多くの人と同じように、恋愛や性への目覚め、家族間の悩みを抱えて思春期を過ごします。そこに、いくつかの不運が舞い込んだだけで、彼は最初から最後までどこにでもいる普通の少年です。そんな彼だからこそ多くの人の心に共感を呼び、リアルな痛みを感じさせるのでしょう。, 田中愛子は小学生の時、転校生としてプンプンの前に現れます。大きな口を開けて笑う顔がとても魅力的でプンプンもあっと言う間に恋をし、彼が想いを告げたことで通じ合った2人はキスをしました。, 実は彼女は転校前の学校で、母親の熱心な宗教活動のせいで周囲に気味悪がられ、居場所を失ってしまったという過去がありました。, 彼女がプンプンの好意に応えたのは、自分に向けられるプンプンのまっすぐな気持ちに「何があっても自分を裏切らない」「自分を母親の元から連れ出してくれる」という期待をかけたからです。そのため母親が熱心な新興宗教家であることがバレた愛子は、プンプンに「一緒に叔父のいる鹿児島へ行こう」と、半ば強引に約束させます。, 「他人がどうなろうと、プンプンさえいてくれればそれでいい!」「プンプンは私のことが大好きだよね?ずっと私の幸せを考えていれくれるよね?」「もしこの約束を破ったら、今度は殺すから」, この「田中愛子」という存在と、彼女が放つ強烈でストレートな言葉は純粋な少年のプンプンを縛り付け、彼を苦難へと導く最も大きな要因となってしまったのです。, プンプンと愛子は同じ中学校へと進学します。疎遠になってもなお、愛子のことを忘れられずにいるプンプンでしたが、ある日所属するバトミントン部の先輩・矢口と愛子が手を繋いで歩いているところを目撃してしまいます。, 自分のことは忘れ、矢口との恋を謳歌している愛子を想像して落胆するプンプン。しかし、矢口から「お前の話をしたら、田中が泣き出してしまった」という話を聞かされるのでした。プンプンと愛子との間に何かあり、そのせいで愛子の気持ちが自分に向き切らないのだと踏んだ矢口はプンプンに「次の試合で優勝したら、田中は一生自分のものだ」と宣言します。, しかし、そんな矢口の言葉は愛子の胸に少しも響いていません。「1人で盛り上がっててバカみたい」と無表情で言い、足を痛めながらも懸命に勝利しようと奮闘する矢口のことをギャラリーから、プンプンと手を繋いで傍観します。, 愛子は甘酸っぱい恋愛なんてこれっぽっちも望んでおらず、相変わらず自分を自由にしてくれる相手を待っていたのです。そして、その期待は小学生の頃と変わらずプンプンに向けられているのでした。, スポーツに青春を捧げ、愛子からはまぶしく輝いて見える世界にいる矢口と、暗く苦しい日々を凌ぐようにして過ごしている愛子はまるで別の世界の人間。その愛子がプンプンの手を取るシーンは、愛子が「プンプンは自分と一緒」と暗に示しているかのよう。, 小学生の頃の鹿児島に行く約束を守れなかったことを謝るプンプンを笑って許し、「じゃあ今からいこう!」と楽しげに誘う彼女は、プンプンに恐怖と重圧を与えます。, プンプンは彼女の真剣な申し出をはぐらかすように断りますが、その「また約束を破ってしまった」という罪悪感と、彼女の真意を知りながらも結局逃げてしまった自分に不甲斐なさを覚え、それ以来ふさぎ込んでしまい、ただひたすらに勉強にうちこむ中学生活を送ることになったのです。, それから、2人が再開するのは高校を卒業したさらに数年後。たまたま同じ自動車教習所に通っていたのです。その時のプンプンは1人暮らしのフリーターで「もう一度愛子に会う」以外は特に目的のない生活を送っていましたが、見栄を張り、自分を大学生だと偽ります。一方、愛子はかねてからの夢だったモデルになれたと言いました。, しかしプンプンの経歴が嘘だったように、愛子の職業もまた嘘。愛子は、本当は身体が不自由になった母に精神的・肉体的な暴力を受けながら、親戚の元で働かされていると暴露します。, 数日後、虐待によって顔に痣を作っていた愛子。それを見たプンプンは、どん底を這うような暮らしが待ち受けていると承知で、彼女と2人で暮らすことを決めました。 2人はその承諾を得るため、愛子の母親に会いに行きます。, はじめはまるで興味がないといった態度で愛子の話を聞く母親でしたが、今まで自分の言いなりだった愛子の反抗する姿に怒り狂い、手に取った包丁で愛子の腹部を突き刺します。
知っとるやつおる? 2 風吹けば名無し 2019/02/04(月) 12:23:01.32 ID:YLGrJ1xsr. クソ漫画 . 音のない世界と美しい風景。, 新興宗教に狂い、一人娘の自主性を一切認めずに虐待をつづける母親と二人きり、あばら家で暮らし、プンプンと再会したことをきっかけに希望を見出すも、不可抗力による殺人事件で、それもあっさり消失させてしまう。 これが浅野の頂点だったら、自分は到底、魅了されることはなかっただろう。, だが、このくらい分かりやすいメッセージを『ソラニン』は持っていたから、リア充含めサブカル中心に浅野は支持を獲得した。 2年後の今年初め、『うみべの女の子』の完結巻となる2巻が発売され、1巻読了時には気づけなかった浅野作品の本質を目の当たりにし大きな衝撃を受けた。, 自分は浅野いにおという漫画家を随分と見くびっていたと思ったし、知ったようなことを書いてしまったけれど、彼の作品の本質を正確には理解できていなかったと思った。, 『うみべの女の子』は登場人物たちのモノローグが一切登場しない。すべて場面と表情のみで語られる。にも関わらず、長々としたセリフや独白より雄弁な風景と彼らの表情の正体は、浅野が作り出す叙情性に他ならない。, 昔から僕はドラマや映画でよくある、状況を説明するための不自然な独り言が嫌いだったんです。大体、人は悲しいときに『僕は今、悲しい』と声に出しては言わない。でも漫画の場合だと肉声を伴わないから、心の中の気持ちを表現する方法としてそれほど違和感なく“モノローグ”が使える。ただ、モノローグには利点があると同時に弱点もあります。キャラクターの気持ちを言葉で限定できる反面、想像の余地をなくしてしまいますから。, 浅野作品からあふれでる叙情---現存する漫画家で、ここまでの叙情を描ける漫画家が他にいるだろうか。これだけの叙情表現を獲得した日本の表現者を自分は大島渚と押井守くらいしか知らない---こうした作家は概ねマイナーでカルト的であり、大衆になかなか受け入れられなかった過去をふり返ると、浅野はある程度一般に浸透し人気を獲得していること、例え本質が理解されていなかったとしても、これは素晴らしいことだと思う。, 浅野が人気漫画家の仲間入りを果たしたのは、映画化もされた『ソラニン』がきっかけである。, 『ソラニン』はモラトリアムから抜け出したくない若者たちが、モラトリアムを引き伸ばす道を模索し、ある程度の満足を達成した時点で、やはりモラトリアムは続かないから、現実に帰ろうという、言ってしまえばありがちで凡庸な青春群像劇に過ぎなかった。
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