現代日本映画カルト監督というと、筆者はまず、塚本晋也を思い浮かべます。そして、次に連想するのは、ご存知な方も多いと思われますが。塚本晋也監督を一躍有名にしたカルト日本映画「鉄男」です。塚本晋也=日本現代カルト映画=「鉄男」といったところですか。 横須賀まなび館演技講師。, 皆さん、ホラー王子(ナイトメアリュウタ)の兄貴分。ナイトメアシンジです。最後まで読んでくれた方にオススメしたい映画がありますのでコチラの記事も併せて読んでみて下さい→. 駅でのこと、男の隣の眼鏡の女が突然おかしくなり、女の手が金属化していく様を見て、男は恐ろしくなって逃げ出す。眼鏡の女は段々と金属化、男を追ってくる。男は自動車修理工場のような場所へ逃げ込み、しつこく追いかけてくる眼鏡の女を返り討ちにするが、直後、男の体も右腕と足首から金属化していく。 B 型さそり座 中学時代から、8mm自主映画を作り始める。, 大学時代は演劇に傾倒。大学卒業後がCM制作会社に就職し、編集技術を学ぶ。 hotategaisikikohunあっとgmail.com(あっとを@にしてください). 広告掲載│ 利用規約│ 代表作 「タイム・アウト誌(Time Out)」の「映画監督が選ぶオールタイムベスト 1995(Time Out: Director's Choice 1995)」より10本 「キネマ旬報」の「映画遺産200(2009)」より20本 ××× } > 朝、ヒゲを剃っている男は、頰から小さな金属片が飛び出しているのに気づき、その金属片を引き抜く。 監督:塚本晋也 代表作:『scoop!』(2016)『斬、』(2018) 出演者:田口トモロヲ 代表作:『hydra』(2019) 『見えない目撃者』(2019) 出演者:不二稿京 代表作:『華魂』(2014)『organ』(1996) 金属によって感染し、痛み苦しむ主人公の物語 2010年5月20日公開 鉄男 BULLET MAN そんな年末、塚本晋也監督の最新作、「斬、」(2018)を観てきたぞ。 へっこらよっこらよっこらしょと。 渋谷のユーロスペースで! 「野火」以来の、塚本晋也監督作品。 大きな期待を胸に、鑑賞したわけです。 スタッフ、基本的な情報 ××× 現在は映画脚本、舞台演出、脚本、ラジオドラマ制作、リーディング講師など精力的に活動中。 login_f = true; そんな年末、塚本晋也監督の最新作、「斬、」(2018)を観てきたぞ。 へっこらよっこらよっこらしょと。 渋谷のユーロスペースで! 「野火」以来の、塚本晋也監督作品。 大きな期待を胸に、鑑賞したわけです。 スタッフ、基本的な情報 以降、エロテック・スリラー映画「6月の蛇」や大岡昇平の戦争文学を映像化した「野火」など国際映画祭で数々の賞を受賞。, 鉄男 ニューHDマスター【Blu-ray】 [ 田口トモロヲ ] > if (document.cookie.indexOf("LOGIN_SPID=") >= 0) { 日本劇作家協会会員。 } else { if (login_f) { 大岡昇平の代表作の一つであり、大岡の最高傑作の一つとの声や 、今世紀最大の文学の一つとの評価もある 。日本国外での評価も高く、翻訳版の出版も多い 。 1959年に市川崑、2015年に塚本晋也がそれぞれ映画化している。 あらすじ でもよくよく振り返ると、楽しかった2018年。 いい映画もたくさん観たし、人生楽しい。30代は楽しい予感しかない。, 鉄男(1989)で長編デビューし、サイバーパンクといったジャンルに括られるような、数々のパワフルな作品で世界にカルト的なファンを持ちリスペクトを受け続ける塚本晋也監督の、監督/脚本、最新作。 前作までと同様、塚本晋也が代表の海獣シアター製作によるインディペンデントな作品。, 塚本晋也映画では初出演となる池松壮亮、蒼井優らに加え、監督脚本の塚本晋也、バレットバレエ、野火といった塚本映画にいくつか出演してきた中村達也、そしてオーディションで選ばれた新人、前田隆成らが出演!, 池松亮介演じる都築杢之進は腕の立つ浪人。しかし、彼は刀を恐れる。人を殺せば、それが次の殺しへと連鎖することを知っているからだ。, 同じく腕の立つ浪人、塚本晋也演じるサワムラは、幕末の世で名をあげようと、農民のところで手伝いをしながらひつそり暮らしている杢之進を江戸へと誘う。, 蒼井優扮する農民の娘、ユウ。モクノシンを愛する。モクノシンもユウを愛する。しかし、サワムラがそれを揺るがす。モクノシンを殺しへと導くサワムラ。, 葛藤を続ける杢之進。痺れを切らしたサワムラは、もう逃げられないところまで杢之進を追い込んでいく。, 映画冒頭、タイトルの、「斬、」が出てくる時、その漢字の一画目の線がぐーっと伸びて、まるで一直線の刀にようになる。刀のイメージ。残酷で、暗澹とした印象を与えるべく「斬、」というタイトルがつけられた。, そして、「、」がついていることにも意味がある。それは、相手を斬る、つまり殺して、一件落着、ピリオド、なのではなく、斬って殺したところから、またなにかが始まってしまう。「斬ったら、どうなる?」という、問題提起を意味しているという。また、「、」が流れる血、涙も連想させる。, 塚本晋也監督は「一本の刀を過剰に見つめる若い浪人」というアイデアを、20年以上も温め続けていた。アイデアのままそこから長らく動かなかったところを映画へと推し進めたのは、日本を含め世界的に濃厚になっていく「戦争の気配」であったという。, 平和を感じられる日常では暴力描写は、人間に備わる暴力性に訴えかけ、それを満足させる娯楽、ファンタジーとして機能した。そして、塚本晋也監督の作品はそれに意識的であった。, しかし、暴力がリアルなものとして差し迫ってきた中で、塚本晋也監督は、より後味が悪く、見るに耐えない、近づきたくない暴力を、特に前作の「野火」から顕著に描くようになった。, 「野火」から引き続いて、居ても立っても居られない、切迫した気持ちで今作の製作は進められた。, 長編デビュー作の鉄男(1989)では「鉄と人間の合体」というテーマが描かれていた。田口トモロヲ演じる男に、塚本晋也演じる「ヤツ」が鉄との合体を促し、実際に合体してしまうサイバーパンク、SFホラーであり、鉄との合体の造形、コマ送りでラフに編集された映像の醸し出すパンク感が、理屈抜きでかっこいい!カルトな傑作である。, それから30年近く経っての新作「斬、」では、人を殺す武器である刀、つまり鉄、を見つめ続け、それと一体化してもいいのか? 人を殺してもいいのか? と葛藤する男、池松亮介演じる都築杢之進に、塚本晋也演じる腕の立つ浪人のサワムラが「殺せ! 一体化しろ!」と迫るストーリーが描かれており、鉄男で描かれたテーマのその先が、ここで展開されている。, デザイン的にも、重量感が出るように特注されているというが、それに加えて、やはり観ていて唸らされるのは、その「音」だ。, 重量感があり、そして、これで切られたら痛いだろうな!と生々しく想像させる、リアルで、身がすくむような、刀の音。鉄の音。, 例えば、北野武監督映画が「銃声」を実際の銃声を録音して使用し、生々しさ、重さを出すことで、忘れられないトラウマ的な映画体験を観るものに与えているように、この「斬、」でも、その脳裏にこびりつく、身体的に震えがくるようなリアルでヘビーな刀の音で、同じようにトラウマ的体験を与える仕上がりになっている。, 音響効果を担当したのは、六月の蛇(2003)以来の塚本組で、監督が全幅の信頼を寄せているという北田雅也。この方、今年公開された、大正時代の女相撲の力士とアナーキストの交流を描いた青春群像劇であり、現代にも通じる差別や人間の愚かさも描き突きつけた傑作、「菊とギロチン」の音響効果も手がけているとか。, 映画秘宝2019年1月号で、「暴力を描く以上、そこからエロチシズムを抜いてしまうと、なんだか絵空事になってしまう」と発言している塚本晋也監督。, 実際に「斬、」では、杢之進とユウの、生々しい交わりが描かれる。特に印象的だったのは、壁を挟み二人が向き合い、杢之進が欲望我慢ならんといった勢いで壁に指をつっこみ、ユウがそれを艶かしく咥えて舐め回すシーン。 舐め回していたと思ったら、唐突に思いっきり指を噛みちぎろうとするところなんか、エロスとタナトス、性欲と殺意が混ざり合う、すごいシーンだ。, また、刀と同化するかどうか葛藤する杢之進が、湧き上がり噴出する殺しの衝動とそれに付随する性欲のぶっかたまりをクールダウンさせるために、手淫するシーンがある。血がたぎり、血を抜く。下品な印象が入り込む余地のない、切実で全身全霊の手淫をみせられた!, 今年はリベンジ映画をたくさん観た。ナメてた相手が殺人マシーンでした!なリベンジ劇は、そこで描かれる非道な行いに対するリベンジがエクストリームであればあるほど、観る者の暴力への欲望を満足させ、復讐のヒロイズムに浸らせてくれる、痛快な娯楽だ。, そのようなリベンジ映画はそれはそれで大変素晴らしく、大好きなのだが、この「斬、」では、そのような「殺しのヒロイズム」に対して、疑問を投げかける。, ぶっ殺して、なにか収まるのか? いや、ぶっ殺したところから、始まってしまう。そして、一度はじまってしまうと、ただひたすらにぶっ殺し続けないと、収まりがつかなくなってしまう。人間性を超えた、まさに鉄と人間の合体した人ならざるものと化し、一人殺すこともためらっていたはずの人間が、1000人殺すことも平気でやってしまう。「斬、」は、観るものの胸ぐらつかんで問いかける。殺す! それで、どうなる?、と。, その問いかけは、殺しと暴力への恐怖のリアルな身体感覚が、この映画全体に刻み込まれているために、リベラルな平和主義者の上からの説教ではなく、本気な、切実なものとして胸に迫る!!, 鉄を打ち叩く演奏家、石川忠! 塚本晋也作品の「音響体験」には欠かすことのできない、石川忠さんの音楽。鉄のインダストリアルな響き、野生の音!, この「斬、」の音楽も、石川忠さんが手がけるはずだったが、2017年、亡くなってしまう。, しかし、どうしても、他の音楽ではダメだと考えた塚本晋也は、まだ映画に使用されていない石川忠さんの音源素材、その断片を、石川忠さんの奥さんの協力もあり、組み合わせ、編集し、「斬、」の劇伴として仕上げた。, 音の中で、石川忠さんの魂が躍動しているかのような、インダストリアルで生々しい、まさに入魂の音!, 予算も撮影時間も限られたインディペンデントな映画でありながら、それに甘えることのない完璧な絵作りに感服。, 塚本晋也の映画監督としての矜持と、それを支える優秀な塚本組スタッフ。マーケティング先行や大きな予算のプロダクションの中で時に忘れられてしまう、映画づくりのロマン、ワクワク感が、映像のすみずみから伝わってくる。映画づくりとは、冒険である、と!, 蒼井優がまさにハマり役だった。そして、池松壮亮の色気がすごかった。そして殺気立つ時の、塚本晋也の目つき! 鉄男のころのギラギラ感からなにも失っておらず、ゾクゾクした。, その志、完成度、尖り具合。どんなに金を積んだCGでも表現できない、血の通った、熱い映画表現がここに。 かっこいいぜ、塚本晋也!!, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, プライバシーポリシー プライバシーポリシー│ (センス抜群。筆者はこの眼鏡の女でストーリーを作って欲しい), 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, ナイトメア・シンジ とにかく、キャストが超一流当時、大後寿々花さん好きの娘につられて見始めた、超ディープなドラマです。今考えてみると、脚本は木皿泉さん。あの... 探偵の物語を期待していたら、全然違った…!「悪夢探偵」を視聴した感想です。タイトルから想像するに、もっとマンガのような内容なのかと思いま... 探偵なのに「白のジョージコックス」ドラマが始まったのがちょうど大学生の頃。当時の友達とドラマの内容や格好の話をしていたのを思い出します。... 「セクシーボイスアンドロボ」「悪夢探偵」「私立探偵 濱マイク」「サンデイ ドライブ」「ヴィタール」等、塚本晋也の代表作から最新作まで全19作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューンは、小説・漫画・映画・アニメ・ドラマ作品を対象に「理解を深める」ことをコンセプトとしたレビューサイトです。制作者の意図や作品の作られた時代背景、登場人物の台詞の意味など、より深い考察をもとにレビュアーが感想を書いたり、評価を付けています。作品についての理解を深めることで、その作品をもっと楽しむことができるのではないでしょうか。, レビューンは、作品についての理解を深めることができるレビューサイトです。小説・漫画・映画・ドラマ・アニメなど、自分が大好きな作品について深く考察して感想を投稿したり、他の人の解釈を読んで疑問を解決することでよりいっそう作品を楽しむことができるでしょう。さあ、あなたも一緒にレビュー生活をはじめてみませんか?, 当サイトではJavaScriptを使用しています。JavaScriptを有効にして再度アクセスしてください。.
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