Copyright © 2015-2020 あっ旅 All Rights Reserved.  とオーナーにも聞かれたのだが、僕にも答えようがなかった。なぜだろう。日本人には「世界の端っこ」好きが多いんだろうか。, その宿で知り合って、一緒に国境を越えることになった日本人夫婦の目的は、パスポートに押されるスタンプの数を増やすことだった。2年半かけて世界100カ国以上を旅してきた二人にとって、入国スタンプの数は自分たちの冒険を証明してくれるささやかな勲章でもあったのだ。, 国境のカイバル峠に向かうタクシーには、運転手と僕と世界一周夫婦のほかにライフルを下げた警官が一人乗り込んでいた。外国人がカイバル峠に行くときには、必ず護衛の警官を付けなければならないという規則があるからだ。, カイバル峠は「トライバルエリア」と呼ばれる国家権力の及ばない部族地域の中にある。パキスタンの法律が適用されるのは国道の上だけで、国道から一歩でも離れると、地域を支配している部族の掟に従わなければいけないという特殊なエリアだ。, トライバルエリアに住む部族はパキスタン中央政府と対立関係にあり、アルカイダの残党を支援しているとも言われている。要するにかなり危険な地域で、だからこそ護衛の警官を連れているわけだが、タクシーの車窓から見えるのは、緑の少ない山肌と石造りの集落がぽつぽつとあるだけの、これといった特徴のない田舎の風景だった。, 1時間半ほど山道を登ると国境に到着した。国境は思ったよりも賑やかだった。多くの商店が並び、ずだ袋を担いだ少年少女が埃っぽい道を行き交っている。外国人は珍しいらしく、たちまち人々の好奇の視線にされされる。, しかしイミグレーションは閑散としていた。掘っ立て小屋みたいな事務所で、簡単な入国手続きをする。ノートに名前とパスポート番号を記入するだけで、出入国カードすらなかった。手続きを終えると、両替屋で手持ちのパキスタンルピーをアフガニスタンの通貨アフガニに替えた。(50AF=58PRs=1US$), アフガニスタンの物価はインドやパキスタンに比べると割高なのだが、これは自国の産業力が弱く、ほとんどの工業製品を中国やパキスタンからの輸入に頼っているからだ。事情はネパールやラオスに似ている。人口が少なく、国土の大半が山岳地帯で、海に面していない。工業化や国際貿易に不利な条件が揃っているのだ。だから発展が遅れている。, 国境から乗り合いタクシーでジャララバードという町まで行く。一人80AF(160円)。トヨタ・カローラの中古車だ。僕らが乗り込んだ途端、運転手はものすごい勢いでアクセルを踏み込む。アジアでは「田舎に行けば行くほどスピード狂が増える」という妙な経験則があるのだが、それはアフガニスタンでも当てはまるようだ。片道一車線だというのに、スピードメーターは130キロを超えている。道端には正面衝突した二台の車の残骸が転がっている。どちらも前の座席がペチャンコである。もちろん運転手は即死だろう。こんな目に遭わないことを祈るしかない。, 道路を走っているのはほとんどがトヨタ車だった。しかもハイエースかカローラのどちらかである。この2車種が占める割合は9割以上。圧倒的なシェアだ。アフガニスタンは右側通行なので、右ハンドルの日本車は運転しづらいはずなのだが、それよりもトヨタの信頼性が勝っているということか。, ジャララバードに着いたのは午後2時。宿を取ったのはKAHLID・MODERN・ゲストハウス。吹き抜けの中庭を囲むように部屋が配置された大きな宿だが、部屋はとても狭いし、熱がこもる構造になっていて室内は息苦しいほどの暑さだった。アフガニスタンの宿事情は総じて劣悪だが、それを象徴するような宿だった。, ジャララバードの町はとても親しかった。旅行者なんて滅多に来ないのだろう。道行く人が「How are you?」と声を掛けてくるので、「Fine, thank you!」と答えると、満面の笑みを返してくれる。子供たちは「写真を撮ってよ!」と催促する。雰囲気はパキスタンの下町と変わらなかった。, パキスタンとの違いといえば、警官や兵隊などの制服を着た連中がやたら多いことだが、彼らも意外なほどフレンドリーだった。道路の検問をしている若い兵士が「一緒に飲んでいけよ」とチャイをごちそうしてくれたほどだ。, メインストリートを歩いていると、白いイスラム帽を被った若者が話しかけてきた。24歳のアズール君。パキスタンからの帰還難民の支援をする国際NGOで働いていて、とても流暢に英語を話した。将来は僻地の無医村を助けるために医者なるのが夢だという。, アズール君の下宿に来ないかと誘われたので、お邪魔することにした。12畳ほどの正方形の部屋に、7人のルームメイトと一緒に寝泊まりしているという。ルームメイトの中に役人の息子がいるから、家賃はタダなのだそうだ。, 僕らはソファに座り、硬いクッションを肘枕にして、肘と肘を付き合わせるような格好で話をした。 「そりゃ立派な中毒だね。飲み過ぎは体に悪いよ」 780円/日~, おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします! テーマのバナーやリンクをINポイントランキングの対象にしたいメンバーの方は、ログインしてからリンクタグを取得してください。 「もちろん日本人もするよ。アメリカ人もイギリス人も中国人もね。人類共通の行為だ。恥じなくてもいい」 ・観光地域づくりのノウハウ アフガニスタンの治安と聞くと、何を想像しますか?おそらく危険な国というイメージが多数を占めるアフガニスタンですが、現在も治安状態は悪化していると言えるでしょう。誘拐や攻撃などテロも増加傾向にあり、一般市民の犠牲者も多いというのが現状です。 http://www.untamedborders.com/ アフガニスタン最安 4th August (Tues.): End of trip (Flight to Dubai) ・テキストリンクに変更されたい方は、以下のテキストに変更いただき掲載してください。 アフガニスタンの首都・カブールから石窟仏像で有名なバーミヤン。ここへ行くまでの道のりは非常に困難を極めますが、峠の向こうにある崖に囲まれた村は、まさに現代のユートピア!ぜひ皆さんも行ってみてください。 僕はYoutubeでバイクの動画を投稿しております。 なぜ日本人はアフガニスタンに行きたがる? 2004年5月の時点で、パキスタンのペシャワールからカイバル峠を越えてアフガニスタンへ陸路で入国するというルートは比較的安全だと言われていた。 2020年 YZF-R25のイベントに行ってきました! 大使館員「アフガニスタンに知り合いはいるのか」 旅の経験を生かしたフォトエッセイの執筆や講演活動を精力的に行う一方、広告写真やCM撮影など、仕事の幅を広げている。 しかしアフガニスタンとなると、そうそう気軽に旅行に踏み切れるものではない。2014年末のISAFの撤退を経て、やがて2015年。治安状況は悪くなることはあっても、よくなる気配はない。ほとんどあきらめかけていたときに、たまたまイギリス人とアフガニスタン人が共同で立ち上げたUntamed Bordersの存在を知った。 Copyright © GLOBE-TROTTER MEDIA PARTNERS Inc. © Diamond-BigCo., Ltd. All rights reserved. dogcafeやペット同伴ホテルなどの情報も欲しいです。, FUJITSUの提供でお送りしました・・・の「世界の車窓から」みたいな♪世界の車窓から見た(もちろん日本も!)ステキな写真を見せあうトラコミュにしませんか!!, クルーズ、豪華客船、船に関すること、船のお仕事、寄港地の情報など、お気軽にトラックバックやコメントください。, 海外に行くと、メディアや雑誌では書かれていない、想像を絶することがどの国でも起こっていると思います。そんなかたたちと、日本の常識ではありえないお話をいっぱいしたいです。, 海外で、こんなトラブルにあったいスリ・泥棒の被害にあった!などの情報を共有して、みんなで「いざ」というときに備えましょう! バイクに乗ったことないひとある人もみんなにバイクの楽しさを知ってもらいたいと思っておりますので、楽しく編集をし、バイクの良さを知ってもらおうと活動しております! テルメズからアフガニスタン側のハイラタンへ。そこから北部の基点、マザリシャリフへ向かい、南下していきます。 Compathyログブック(旅行記)ページ シルクロードの旅5 いよいよアフガニスタンへ。マザリシャリフから首都カブールへ向かう . 大使館館員「ではそれを証明するような文書を送って貰えないないだろうか」 ・地元の観光PR   など テーマは、参加ランキングのカテゴリー・サブカテゴリーに関係なく、記事のテーマが合えばどなたでも参加することができます。, あなたのブログに「アフガニスタン」テーマのバナーを掲載しませんか? 「さぁどうかな。それはあんまり関係ないと思うけどね」 こんなにR25が集まるとはね!主催者さんありがとうございました! アフガニスタンに関する旅行記・ブログ・体験記を紹介。アフガニスタンへの旅行の参考になるかも♪日本最大級の旅行クチコミサイト フォートラベルでアフガニスタンの旅行プランを検討してみよう! 問題はビザ。ドバイで簡単にビザを取れると考えていたのだが、どうもそうではないらしい。Untamed Bordersのメールによると、"Japanese and Korean visitors to Afghanistan do find it harder to obtain a visa than other nationalities"というではないか。Untamed Bordersの勧めにしたがってドバイのアフガン領事館に電話で問い合わせると、ビザ申請のためにはletter from your countryが必要とのこと。 アフガニスタンはニュースなどでも盛んに報道され、治安が悪い、さらに言えば戦争中とも言える国というイメージです。一般市民の日常生活も危険なほど治安が悪い国というのは本当なのでしょうか。旅行に行くなんて無理だから諦めるしかないのでしょうか。  「アフガニスタン 旅行ブログ・テーマ」 イスラマバードからアフガニスタンの首都カブールへやってきました。夕方ごろに到着し、晩御飯を探し宿周辺をうろうろしていただけなのですが夜は爆睡しました。, なんだよ・・・こっちは寝てんのに!と思ったら、朝ごはん持ってきてくれた。この宿、朝ご飯付きだったんだ。, チャイはインドのようなミルクティーではなく、基本的にグリーンティー(か、ブラックティー忘れた)だ。, インドのナン(実はあまり食べない)よりも、パキスタンのナン(クエッタで食べたのが一番うまかった)、そして一番うまかったのはアフガニスタンで食べたナンでした。もはやナンというよりはパンより。, カラチの領事館で聞いていた通り、ペシャワールのようにみんながシャルワールカミースを着ているわけでもない。もちろんバザール付近や少し外れるとほぼシャルワールカミースを着た地元民か軍人か警察だった。, 滞在しているシャリナウ付近はジーパンを履いている人もちらほらいる。女性はほぼ見ていない。, 宿の近くの通りにチキンストリートという宝石類や骨董品などが売っているかつて旅行者で賑わっていただろう通りがある。毛皮とか意味わかんないような置物とかいろいろある。路上の両替商もいる。, アフガニスタン人だと思ったのか現地の言葉で何やらいろいろ言われたのだが言葉が通じない。英語を話せる人が「パスポート見せろ」とか、、はじめは悪徳警官かな?と思い警戒したが、要は、軍の建物は撮るなよとのことだった。, でも、中心地だからか場所により街中に軍人やチェックポスト(検問)がたくさんあるから、もう気軽に写真撮れないと、地元民にまじってきゅうりを食べながら考えた。, 経験上、こういった斜面に沿って家々が連なる住宅街というのは治安のよくないイメージがある。それは南米のファベーラがそう強く頭に残るからだ。しかし、これまでアジアの場合は治安の悪い思いはしなかった。, 若者がいたので尋ねてみたが、彼が言うには「危なくないよ!俺住んでるし。全然歩けると思うよ」といった回答だった。, カブールはパキスタンよりもインドよりも、車と歩行者間の弱肉強食が激しい。デカいものが強いのだ。決して譲るとか停まる気はない。, これまで平和になったことがない、自分たちの身は自分たちで守らないといけない国だから余計そうなのか。自衛は大切だ。, また、おもしろいことにパキスタン同様に、薬(コカイン)も大通りの真ん中で布をかぶって何人もがやっている!10人くらいの集団でやっているところもある。, ぼくが滞在していた時、シャリナウ周辺はそんなに人が歩いていなかった。なんだか街は不自然に閑散としていた。, この地に住むハザラ人もそうやって差別されてきているのだろうか。それともハザラ人でもない外人だと認識されているのだろうか。ぼくの髪が長いのでふしだらな女性と勘違いされた可能性もある。, 基本的にカブールの人々はフレンドリーではない。普通に歩いていて声をかけられることはまずない。, もちろん堂々とカメラを持ち歩いているわけではなかったのだが、それでもなんかこいつ他と違うぞと気が付いて尾行してくる人がいたのであまり一つのところに長居をしたくなかった。, (朝のTV Tower Hillとは異なる)丘を歩いて上がった。途中までは舗装された道になっていたのだが、次第に階段や細い道、そして場所により土にもなる。もちろん地図上に詳細はないのだ。, バザール同様に、いや、それ以上に部外者であるぼくの存在は目立つ。おそらくなんだあいつみたいな感じで住民の目線を感じるようになったので立ち去り時である。, そんな時、1人の若者がぼくの前に立ちはだかった。あまり言葉は通じないが言いたいことはわかった。, 「ここには俺たちのマザールがある。ここで写真を撮るな、ここに勝手に入ってくるな!」と言ったものだろう。, ここで特定の家だったり特定の人々は何一つ撮っていないが、かれらには関係ないのだろう。ぼくがこの住宅街にいることが気に食わないのだ。, そしたら、一発触発みたいな雰囲気になってしまい、これはヤバいとそそくさとぼくは歩いて逃げた。心の中で後ろから投石されないか怯えながら。, 危なかった。アフガン人はみんな筋トレをしているわけではないが、ある程度の年齢だと筋肉質で力が強そうな体型だ。, 他の丘で住宅街に入る手前の道沿いだと問題はなかったのだが、後日談として知り合いに聞くとやはり丘の斜面の住宅街には行ったらダメだと言っていた。, ちなみに、丘から降りて少し歩いたところで警察にパスポートはもちろんいろいろチェックされた。, やはり少しでも不審な行動をすればナップサックも斜め掛けしているし荷物チェックをされる。しかも、このときはカメラの中の写真も見られた。, 今更ながらカブールの街は厳戒態勢なんだと悟った。本当にエリアによるがブロックごとに警察がいたりする。, だから、自爆テロが起こるんだと思った。荷物を持つとバレるから車だったり自分に巻き付けるんだ。, 本当は、銃とかを売る市場があるとかどうとかで探していたんだけど、さすがに「どこに銃売っているところあんの?」とかは聞けなかった。テロリストと間違えられても困るし。, たしか後ほど行くことになるウズベキスタンでも小規模のは見かけたのだが、中央アジア全体かどうか知らないが、このあたりの地域の人たちはペットとして鳥を買う(飼う)そうだ。食用ではないらしいが、あひるとかは食べるんだろうな。, なんとなくで訪れたバードマーケットだけど、結構写真を撮ってまわるとおもしろかった。, こういった地を旅行することについて良い悪いは別として、よほどの熱意を持った旅行者ではない限り、今後も外国人観光客がアフガニスタンを旅行するということは難しいだろうと思いました。, そして残念ながら、バーミヤンにて現地の人々の写真を印刷しようとカメラのSDカードを抜き差ししていたところ、データが飛んでカブールとバーミヤンの写真データの一部復旧できませんでした。, やはり写真に残っていないというのは個人的には悲しいですが、残っている写真だけで残りの旅終盤のブログを書いていきます。, Go to トラベルで沖縄旅行に行ったら最高でした!【JALダイナミックパッケージで予約】.

アフガニスタン 旅行 ブログ

明日への手紙 フル, 福山 博之, アメリカ大統領 身長, 長距離レース 競馬 世界, サバイバー アーロン, 日本 移民政策 歴史, 笠松将 綾野剛 兄弟, 今日 の 巨人 岡本の 打撃成績,