シェアする. そんな、「ラブ×ドック」の 泉は直感的に『体調不良ではないな』と感じ 新居を見学にいき、彼の言葉で 今回はその『ナラタージュ』のあらすじのネタバレと しかし、泉から, と誘われ一度『合宿』と称して行った 大ヒット作のメガホンをとった, 映画という形で新たな命を吹き込まれる『ナラタージュ』 そんな泉に小野は自分の想いを打ち明けます。, 最初は順調に見えた2人ですが、 https://kagehinata-movie.com/favorite-article/, https://kagehinata-movie.com/favorite-article/, 「ラストレシピ」「ナラタージュ」「先僕」など、今こそ俳優としての嵐メンバーに注目!, 【特集】今週公開の映画:11/6〜『十二単衣を着た悪魔』『おらおらでひとりいぐも』他. ネタバレと感想を紹介しましょう。. 金田伊織 – 駒木根隆介 しかし、葉山先生からの電話によって その、「ナラタージュ」が原作の小説と映画では違いがあります。この記事では、原作小説と映画の違いを含め、どこよりも詳しく内容・ラストをネタバレ解説します。, 映画「ナラタージュ」は、2017年10月「世界の中心で、愛をさけぶ」や「クローズド・ノート」でおなじみの行定勲によって監督された作品です。監督自身、映画化をずっと心で温めていた、思入れのある作品です。主演は嵐の松本潤と有村架純。国民的アイドルと清純派女優が演じる、高校の教師と教え子の禁断の愛と、濃厚なラブシーンで話題になりました。そんな映画「ナラタージュ」は、原作と違いがあるのはご存知でしょうか?, 映画「ナラタージュ」の原作は、2018年直木賞を受賞した島本理生(しまもと りお)が、角川書店から2005年に出版した同名の恋愛小説です。原作小説「ナラタージュ」は、宝島社の「この恋愛小説がすごい(2006年)」の1位に選ばれるなど、特に女性から、恋愛小説として高い評価を受けています。, ナラタージュ著者の島本理生とは、どのような人でしょうか?1983年生まれの女性です。2001年「シルエット」で18歳の時に小説家デビュー、2003年「リトル・バイ・リトル」で、20歳で芥川賞候補に選ばれています。そして、2018年「ファースト・ラヴ」で直木賞を受賞したことは、みなさんの記憶に新しい出来事ではないでしょうか。ほかにも、「あられのない祈り」など恋愛小説を多く手掛けています。, ネタバレに入る前に、原作である小説「ナラタージュ」の帯コピーをここで紹介します。「お願いだから、私を壊して-壊れるまでに張りつめた気持ち。ごまかすことも、そらすことできない‐二十歳の恋」。「魂を焼き尽くすほどの恋。封印したはずのあの痛みをよみがえらせてしまう小説」。自分の恋愛と重ねる読者も多いのでしょうか?帯を読んだだけで、内容が気になってしまいませんか?, さて、ここからは小説「ナラタージュ」について解説していきます。タイトルになっている「ナラタージュ」とは、何のことでしょうか?調べたところ、ナレーションとモンタージュを掛け合わせた映画用語で、ある人物の語りや回想によって過去を再現する手法を言うそうです。その言葉の通り、物語は映画配給会社に勤める泉が、自分の過去を回想し、語ることで進んでいきます。, 小説「ナラタージュ」は、主人公の工藤泉が結婚を間近に控えた年上の恋人と、新居のマンションを見に行くシーンから始まります。「君は今でも俺といるときに、あの人のことを思い出しているのか」ー何気ないやり取りの中で、恋人は、泉には忘れられない人がいることを承知の上で、結婚を決めたことを知ります。泉がすれ違う人に面影を探し、折に触れて思い出す、もう一生会うことがない人とは?泉の回想が始まります。, 大学2年の春、泉は思いがけない人からの電話に、すぐに返事ができません。電話の相手は、高校の演劇部の顧問だった葉山先生です。葉山は、泉に母校の演劇部の練習に参加してくれないか、と誘います。演劇部の部員が、塚本柚子、新藤慶、金田伊織の3人になってしまい、公演をすることもままならないので、手伝ってくれるように、卒業生に声をかけているとのこと。泉は、葉山への甘い感傷に浸りながらも行くことを約束します。, 泉は久しぶりに母校を訪ね、葉山先生と同級生の黒川博文、山田志緒、後輩たちに再会します。泉は、久しぶりに会った後輩の塚本柚子が目に見えて、痩せていることに驚きます。定期的に練習に参加することになった泉は、助っ人で黒川の大学の友人小野に出会います。2年のギャップを感じない先生の態度に戸惑いながらも、心を寄せる先生と一緒に過ごせることに泉は喜びを感じます。泉にとって、葉山先生は心の拠り所なのです。, 高校3年の時、泉はクラスメートとトラブルを抱え、学校に遅刻したり、早退しがちになります。そんなときに、赴任してきた葉山先生の存在に泉は救われます。昼休みや放課後、社会科資料室で映画について語り合う内に、泉は先生と一緒にいることで、心に安らぎを感じ、次第に惹かれていきます。高校卒業を間近に控えたある日、泉は先生に募る思いを伝えようとします。, 葉山は結婚していたことがあると告白します。葉山と奥さんは、葉山のお母さんと同居していましたが、奥さんとお母さんの折り合いが悪く、思いつめた奥さんはある日、お母さんがいる家に放火をしようと試みます。奥さんは、逮捕され、実家のある北海道の実家へと連れ戻され、葉山とも別れます。葉山は自分を責めていて、泉の気持ちを受け入れられないと伝えます。しかし、卒業式の日、一緒に写真を撮った後に、社会科準備室を訪ねる泉に、葉山先生は突然キスをします。, 再会後、卒業式のキスにも触れず、以前と変わらない態度をとる葉山に泉は混乱します。そして、黒川の大学の友人で、一緒に演劇部の練習に参加することになった小野に、泉が葉山を思っていることを言い当てられます。小野に泉は、葉山は、自分が葉山を好きなことを知っているが、受け入れてもらえない思いなのだと告白します。練習を重ね、仲良くなるうちに小野は、泉に好意を持ちます。, 小野の実家でみんなで合宿をしたことで、泉と小野の距離はぐっと近づきます。先生は、そんな泉の葛藤を知ってか、知らずか泉へ優しい言葉をかけたり、些細な泉の様子にも気付いてくれ、泉は先生への思いに胸を痛めます。ある日、突然練習を体調不良で中止した葉山のことが気になり、植物園やファミレスなど泉は葉山の行きそうなところを街中探します。ようやく見つけた葉山はひどく酔っている様子。, 葉山のマンションへ向かう二人。先生は、別れた奥さんのお父さんに会いに東京へ行っていたとのこと。時がたったことで、奥さんの心の傷が癒え、落ち着いてきた様子を聴き、会いたいと思ったとのこと。先生の部屋を訪ねた泉は、部屋に女性の気配を感じ、葉山に聞きます。葉山は、奥さんと別れたことは嘘だと言い、奥さんの帰りを待っているといいます。その言葉に泉は深く傷つき、葉山を諦め、小野と付き合うことを決めます。, 泉は小野の愛情を感じ、気持ちを小野へ向けようと努力します。しかし、泉の葉山への気持ちを疑い、嫉妬にかられた小野は、泉にあたるようになります。深夜、葉山からの電話に泉は小野と付き合い始めたことを伝えます。そんなある日、小野と眠る泉の元に、葉山から電話が入ります。演劇部の後輩の柚子が、歩道橋から飛び降りたとの知らせで病院へ駆けつけます。憔悴する葉山を放っておけない泉は、小野に別れを切り出します。, 弱った葉山に泉は寄り添います。自殺から3日後、柚子は息を引き取ります。柚子は、知らない男に乱暴されたことに悩み死を選んだのです。柚子の死後、葉山は奥さんと会ったこと、もう一度やり直すことを決め、学校を近々異動するつもりであることを泉に伝えます。柚子を救えなかった葉山は、自分を責め、体調を崩します。泉は病院へ駆けつけ、葉山を支えます。, 退院の日、泉は最後にもう一度葉山の部屋に行きたいと伝え、二人はただ一夜だけの関係を持ちます。葉山は、お父さんが家を出る際に残していった懐中時計を泉に渡します。大切なものだからもらえないという泉に、君に持っていてほしいという葉山。「僕は変わっていく。君のおかげだ。だからもう、必要ない。」別れの日、先生は泉を駅まで送ります。だんだん遠ざかる葉山の姿に、泉は電車の中で号泣します。, ここから映画版「ナラタージュ」と小説版「ナラタージュ」の違いについて解説します。ネタバレになりますので、知りたくない方は、回れ右でお願いします。, 違いの一つとして、映画版と小説版では、ラストが大きく異なります。舞台は再び、現代に戻ります。葉山との別れのあと、大学を卒業した泉は映画配給会社に就職します。葉山にもらった懐中時計は、別れの時以来、ねじを巻いていないので時を止めていますが、泉は片時も離さず持ち歩いています。特に雨の降るときは、葉山のことを思い出します。ここからが、映画版と小説版では大きく違います。, 映画版のラストでは、泉は葉山の夢を見て目を覚まします。泉の懐中時計を見て、後輩の男性は、ねじをまき、懐中時計の裏側にメッセージが彫られていることを泉に伝えます。ポルトガル語で、「しあわせでありますように」。その言葉に、泉は葉山からの深い愛情を知り、止まっていた泉の時間が進み始めます。夜が明け、雨もやみ、明るい光が差し込むシーンが印象的です。後輩の男性との明るい未来を想像させるラストシーンです。, 一方、小説版のラストではこうです。泉は仕事の関係で、偶然葉山の友人のカメラマンに出会います。そして、奥さんとやり直している葉山が、卒業式の時に一緒に撮った写真を今も大切に持っていること、泉のことを本当に好きだったことを知らされます。葉山も、泉の面影を探して生きていることを知ります。時間がたっても、決して薄れることのない思いに、泉は人がいるのもかまわず、涙をこぼします。, 映画版では、葉山の懐中時計に秘めた言葉を知り、新しい恋に向かって進んでいく明るいラストだと感じましたが、小説版では、葉山先生への想いから抜けだすことができず、このまま想いを抱えて生きていくように感じました。一生会えなくても、葉山先生への思いを胸に、婚約者と生きていくのでしょう。, 映画版と小説版の違いの二つ目に、登場人物にあてるスポットの違いがあります。どのように違うのでしょうか?, 映画版では、葉山・泉・小野の3人の関係に焦点をあてて物語は進んでいきます。葉山と泉の関係、泉と小野の関係、そしてお互いを気にする葉山と小野。泉と小野が話しているのを遠くから見つめる葉山、泉の視線が葉山を追うことを横で見る小野、映画ならではできる見せ方かもしれません。小野の葉山に対する嫉妬や、葉山の狡さを浮き彫りにし、葉山と小野の泉への愛し方の違いが視聴者へ強く印象付けます。, 他方、小説版では、葉山と泉の二人に焦点をあて、二人の関係を丁寧に描きながらで物語は進んでいきます。高校時代のエピソード、葉山が妻について告白するシーン、小野がいながらも傷ついている葉山を放っておけない泉、泉への愛情と妻への後悔の念に悩む葉山の言葉。葉山と泉のお互いを思い合う深さや、立場ゆえ踏み込めない葛藤、優しい葉山の狡さ、その狡さに悩みながらも葉山を諦めることのできない泉の心情。, たった一度の関係、別れのシーンもとても丁寧に泉の心情が描かれています。二人の関係にスポットを当てたことで、二人のやり取りや心の動きの丁寧な描写が読む側の感情を揺さぶります。真剣で、一途な20歳の恋。帯に書かれたコピーの内容になるほどと思えます。, ここまで、原作小説「ナラタージュ」を中心にネタバレを書いてきましたが、映画の見所について解説します。世間のおすすめをお伝えします。, 映画ナラタージュの見どころは、なんといっても豪華キャストでしょう。国民的トップアイドル、主演の嵐の松本潤、NHK朝ドラ「ひよっこ」でブレイクした有村架純はもちろん、葉山に嫉妬する小野にモデル出身イケメン若手俳優の坂口健太郎、葉山先生の奥さんにモデルで女優の市川実日子。小野のお母さん役で、かつてのアイドル堀ちえみも一瞬出ています。, 松本潤と有村架純の濃厚なラブシーンも見どころの一つです。世界史の先生役ということで、キラキラアイドルを封印し、地味めなメガネをかけた少しダサ目の松潤ですが、唇がとても色っぽく、ドキドキしてしまいます。ラストのベッドシーンは勿論、濃厚なキスシーンも見どころの一つではないでしょうか。, おすすめの見どころは、原作に輪をかけた泉の恋人の小野の最低さです。嫉妬に狂い、泉を傷つける言葉がとても痛いです。別れる時に、土下座を要求し、プレゼントした靴を置いて行けと、真冬に裸足で歩かせます。小説でも嫌な男ですが、小説にはない設定が加わり、更に嫌な男です。それだけ泉に執着していたということなのでしょう。坂口健太郎のさわやかなルックスとのギャップにご注目ください。演技力も素晴らしいです。, ナラタージュの原作小説と映画の違いは、ラストが異なる、小説では葉山先生と泉の関係に焦点を当てていますが、映画では葉山先生・泉・小野の3人の関係にスポットを当てているの2点です。気になる人はぜひ、原作と映画を較べてみてください。それぞれが補完し合って、より物語を楽しめます。, ナラタージュの原作小説と映画の違いは?内容・ラストをネタバレ解説のページです。BiBi[ビビ]は映画・ドラマ・アニメなどのエンタメニュースを幅広くお届けするメディアです。今の暮らしを楽しくするトレンド情報を発信します。, 決して許されない、けれど一生に一度しか巡り会えない、永遠に心に刻まれる狂おしいほどの恋―。禁断の恋愛小説、待望の映画化。5月9日(水)Blu-ray&DVD発売. 山田志緒 – 大西礼芳 現在、有村架純と松本潤がW主演を務めた話題作『ナラタージュ』が公開中です。『世界の中心で、愛を叫ぶ』や『パレード』などの行定勲監督ならではの美しい映像と、役者たちの魅力を2時間20分というたっぷりの上映時間で堪能できる、映画ならではの面白さに満ちた素晴らしい作品でした。, ここでは、本作の特徴がどういったどこにあるのか、また原作小説からどのように変わったのか、劇中に登場した映画作品にどういった意味があるのか、などについて、詳しく解説してみます。, ※以下は大きなネタバレはありませんが、小説版との違いについては記述しています。後半の展開に関わる伏線についても軽く触れているので、予備知識なく観たい方はお気をつけください。, 予告編やポスターで、皆さんはどういったイメージを持つでしょうか。暗く苦しい恋が描かれており、そこには楽しい雰囲気はまるでないのではないか、と思う方もいるでしょう。, その印象は間違っていません。ヒロインは教師への叶わない恋心を募らせていますし、教師のほうも辛い現実の問題を抱えています。しかも、その悩みの根源は“過去”の出来事であるのに、彼らはそれを捨て去って気軽に生きることができていません。全編において、恋愛や人間関係における“どうしようもなさ”を「これでもか!」と見せつけていると言っても過言ではないでしょう。, ただ、個人的にこの『ナラタージュ』は、そうしたドロドロとした恋愛劇を理解できない、または苦手だ、と思っている方にこそ観て欲しいです。, その理由の1つは、序盤において、演劇部の部員の中に楽しそうなカップルが登場していること。彼女のほうが彼氏に「1年の時に好きだって言っていたのは、この子のことでしょ!」と詰め寄るシーンは、ほとんどコメディでした。, これは物語上、特に必要のないやり取りですが、過去を忘れられずにいる主人公とヒロインとの対比になっています。全編において“あの時のことを自分だけで悩んでいて、現状を変えることができない”という関係を描いているからこそ、この“恋愛相手の過去を冗談めかして言ってしまえる”カップルのやり取りが、「こんな気軽な感じで良いのにな」という提言、または観客の心情を代弁しているようにも見えるのです。, そして、本作では映画ならではの技法も用いながら、“どうしようもなかった”恋愛の問題を、これ以上ないほどの説得力で描いていきます。「他に好きな人がいたり、自分のことを絶対に好きにならない人のことを、諦められない理由がわからないな」と思っている人ほど、その価値観が揺らいでしまうほどの強烈な問題や、想いが、そこにはありました。, ちなみに、行定勲監督は「少女マンガの映画化作品が増えすぎていて(それらの作品を否定するわけではないが)飽和状態になっている。だからでこそ、新しい恋愛映画を作りたい」という志をもって、本作の企画を売り込んだのだそうです。, 悩みに悩む主人公とヒロインの想いを丹念に描いている、という内容は大人向けの恋愛映画では決して珍しくはありません。しかし、主演に松本潤と有本架純というスターを招き、若い観客にもアピールした日本映画において、ここまでの辛い恋愛を、登場人物の心情を深く鋭く描いた作品は、なかなか類を見ないのではないでしょうか。, 実際に映画を観てみると、少女マンガのようにキラキラしているのだけが恋愛映画ではない、こうした“辛い内容に観客それぞれの気持ちを溶け込ませる”作品の良さも知ってほしい、というスタッフや役者たちの熱意を大いに感じました。だからでこそ、“暗く苦しいラブストーリー”を今まで避けてきた、という人こそ、本作を観て欲しいのです。, 映画と原作小説の違いは多々ありますが、もっとも上手いアレンジが加えられているのは、“靴”というアイテムではないでしょうか。, 坂口健太郎演じる青年は、小説では理系の学生で、将来は生物の教師になりそうなことが示されていました。一方、映画では靴職人を目指しているという設定に変えられています。, 有村架純演じるヒロインが、彼の作った靴をいつ履いて、また脱ぐのか……そのタイミングと、その行動に込められた意味を想像すると、彼女の複雑な感情が読み取れるはずです。, この靴は“恋愛”そのものを象徴していると言っていいでしょう。行定勲監督も、「気に入った靴を履き続けるということが、“結婚”にあたるんです」と、その意味するところを語っていました。(小説でも、映画とは違う形でこの靴というアイテムが登場しています), さらに、映画ならではの技法で、坂口健太郎演じる青年の“一方通行の行動”が、より際立つようになっています。たとえば、買い物の帰りに“ビニール袋を一緒に持つ”という行動は、後半でどのように変わったのか?また、彼の部屋での“食事”はどうなったのか?そこに注目すると、彼がどのような人間であるかが、よりわかるでしょう。, この良く言えば素直で人間らしい、悪く言えば直情的で独善的な性格の青年を、坂口健太郎は普段の優しそうなイメージを覆す……いや、それを逆手に取ったかのようなギャップのある役を見事に演じています。詳しくはネタバレになるので書けないのですが、小説からあった“あの電話口でのセリフ”には背筋が凍りました。原作小説の作者である島本理生が「ほぼ100点満点!」と、その演技を絶賛したのも大納得です。, 憂いを帯びていて良い意味で感情が読みづらい松本潤、ただただ哀しい現実に振り回されてしまう有本架純を期待する方はもちろん、“ちょっと怖い坂口健太郎”が観たい人にも、本作をおすすめします。, たとえば、映画において“雨”は登場人物の涙や、哀しい感情を表していることが良くあり、本作においてもそれは同様。時には雨ではなく“シャワー(水)”という形でも表れていました。, また、“曇天”がはっきりと映されているシーンもあり、それは登場人物の“はっきりしない”気持ちが表れているのではないでしょうか。, 原作小説でも、坂口健太郎が演じていた青年が、“ある出来事が起こった時、天気によってどのような気分になるか”ということを語っていました。映画でもその天気に沿った感情の変化を示していた、と言っていいでしょう。, そういえば、劇中ではほぼ快晴と言える、青空が広がっていたシーンもあったかも……そこでのヒロインの心情は“吹っ切れた”ものだったのかもしれません。, 映画では教師(松本潤)、ヒロイン(有村架純)、彼らの関係に割って入るかのような青年(坂口健太郎)、という3者の関係に焦点を絞っており、小説にあった演劇部の部員たちの描写が最小限に抑えられています。, これは原作ファンには賛否がありそうですが、個人的には、結果的に良い改変になっていると思いました。その理由の1つは、部員たちの描写が少なくなったことで、むしろ“自分の問題ばかりに気を取られてしまっている”、“大切な人が抱えている問題に気づけなかった”ということが、より浮き彫りになっている、と感じたからです。, 小説では演劇部の部員の、ある行動への伏線がたっぷりと書かれているのですが、映画では下手をすれば「忘れてしまう」ほどに“気づきにくい”ものになっています。この映画での描写の省略は、むしろ登場人物それぞれの“後悔”や“これからの行動の理由”に説得力を増しているのではないでしょうか。, もちろん、2時間弱でまとめなければならない映画の脚本において、小説のそれらの描写が収まらなかった、という事情もあったのでしょう。そうして省略したことが、むしろ“過去ばかりに囚われていて、今の問題に気づけなかった”という作品の根幹に関わる問題とテーマを強調している部分もあるので、無闇に否定しなくてもよい、と思うのです。, また、映画だけでは納得できなかった、もっと詳細に知りたかった、という方は、ぜひ小説版を読んでみることをおすすめします。小説ではとある“手紙”の内容が克明に記されており、より鮮烈な印象を残すでしょう。映画にはなかった哲学的な思想もたっぷりと込められているので、さらに作品を深く理解できるはずです。, ヒナタカ

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