双葉「決めましたか?」 双葉「したほうがいいんじゃないですか?10時だったらそんなに遅くないと思いますよ」 大ヒット作を世に送り出し、当時は. 双葉「あっ、深見さん、あたしがお風呂入るところ・・・」 洋貴「いつもこれくらいすよ」 | 双葉「そんないやらしい想像しなくても、普通に・・・」 双葉「私のはだいぶ大きいですよ、ちょっとびっくりしますよ」 洋貴「お風呂想像すんのはいやらしいことなんすか? 2,915 Likes, 16 Comments - 吉村界人 (@kaito_.yoshimura) on Instagram: “#吉村界人#舞台#坂元裕二#豊原功補#インタビュー 「またここか」#パンフレット#本音。 双葉「あ、どうぞ、してください」 双葉「いつもこれくらいだったらいいな」 洋貴「無理っすよ」 » Interview 04, フジテレビ ヤングシナリオ大賞を受賞したデビュー作から「anone」まで。『脚本家 坂元裕二』には坂元さん自身が解説する「全ドラマ作品年表」が掲載されている。ここで紹介するのは、単行本に入りきらなかった4作品のエピソード。, ──「最高の離婚」の光生(瑛太)のセリフは、坂元さん自身の物の見方が反映されているそうですね。, 坂元 どの役もそうですけど、僕も普段から「あ~、つらい」「いやだいやだ」「あ~、面倒くさい」って言っているし、そういうところは似てるかな(笑)、偏屈で文句が多いところなんかは光生に近いと思います。, 仕事場を中目黒に移した直後だったので、ドラマの舞台も中目黒になりました。ロケ場所を把握してると、すごく書きやすいんですよ。, あと、光生のおばあちゃん(八千草薫)は自分のおばあちゃんのイメージで書いています。当時、祖母が亡くなったばっかりだったので、それもあって。, 光生のおばあちゃんって、プロレス好きでしょ。僕の祖母は昔、大阪府立体育館の横に住んでいて、近所にプロレスのポスターがよく貼ってあったから、おばあちゃんとプロレスというのは僕の中でつながってるんですよね。, ──東日本大震災で帰宅難民として歩いているときに出会った光生と結夏(尾野真千子)は、最終回で新横浜から中目黒までの距離を歩いて帰りますね。, 坂元 このドラマは撮影していて、スタッフやキャストが登場人物にかなり愛情持ってくれていたのが伝わってきたんですね。, だから最終回の登場人物の行く末の描き方にプレッシャーがありました。最終回を想像する中で、何か特別なものが欲しいと思って、光生と結夏の「1話が始まる前のこと」を書いてみたんです。, 1話で既にこのふたりは結婚しているので、「結婚する前」とか、「新婚期間」とか、そのへんを回想として描こうっていうことをまず念頭に置いて。回想を入れるためにはどうすればいいかなと思って、ふたりを歩かせよう、と。, それで、新横浜から中目黒まで延々と歩くなかで、過去の新しい回想──要するにドラマでは描かれたことのない回想シーンが描かれていく最終回にしました。, 自分も普段生活していて、大きな出来事より、なんてことない道を雑談しながら歩いたこととかを妙に覚えていたりする。そういうのが自分の中にあったんでしょうね。, CREAメールマガジンでは、編集部選りすぐりの読者プレゼントやアンケートの募集、最新号の特集など、お得な情報をお届けします。, ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。. 洋貴「小さくないすよ」 双葉「あれ・・・母の話とかの・・・聞いてました?」 坂元裕二さんの特集が放送されます。 坂元裕二さんといえば. 双葉「ちょっと何か、小さすぎません?それは」 洋貴「じゃあいつも・・・これぐらいの感じにしますよ」 23歳の時に、 『東京ラブストーリー』という. 洋貴「何、興奮してるんすか」 ・稲川淳二の怪談はこのドラマの為の新録 » Interview 04, 『脚本家 坂元裕二』には、初めて語る自らの半生や、ドラマを書くときの信念、全ドラマ解説などのインタビューが収録されている。ここでお届けする未公開テキストは、年齢と脚本の相関関係、誰に向かって脚本を書いているか、女性の気持ちを書くことについて。, ──2018年まで、「問題のあるレストラン」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「カルテット」「anone」と、4年連続で1月クールの連ドラを書かれていましたが、そのあいだお休みはありましたか?, 坂元 台本を書いて、プロデューサーに送って、プロデューサーから「何時からにしましょう」みたいな打ち合わせ時刻を指定する連絡が来るんです。その時が来るまでが、唯一何も考えずにいられるお休みでした(笑)。そこだけは考えてもしょうがないじゃないですか。, プロデューサーによってその時間はまちまちで、数時間後だったり、1日あくこともあるんですけど。その休みには、だいたい六本木ヒルズに行って映画を観ます。その時間にできることって、それぐらいしかないですから。, ──坂元さんは19歳で脚本家デビューされて、23歳という若さで「東京ラブストーリー」を書かれています。「若かったからこそ書けたこと」、「成熟した現在だから書けること」がそれぞれあったりするのでしょうか?, 坂元 自分としては、以前書けていたものが書けなくなったなあっていう気はまったくしないですね。今のほうがいろんなものが書けるようになったと思っています。, やっぱり20代の頃は自分の周りのことしか見えてなかったし、その頃に書いてた登場人物は、お仕事がみんなフワッとしてるんですよね(笑)。「東京ラブストーリー」のカンチ(織田裕二)も、トレンディドラマの特徴ですけど、なんの仕事してるのかよくわかんない(笑)。それって当時のドラマのいいところでもあるけど、でも自分の若さゆえの欠点だと思います。, 当時「職人として上手く書けた」と思った脚本も、今もう一度書いたらもっと上手く書けるっていう思いはありますし、こっそりと好きで書いていた単発のドラマ(「1992年のバタフライ」「海が見たいと君が言って」)とか、センスだけで書いていたドラマだって、今でも書けると思います。何かを失った気はまったくしないですね。ほんとに、得るものばっかりです。, CREAメールマガジンでは、編集部選りすぐりの読者プレゼントやアンケートの募集、最新号の特集など、お得な情報をお届けします。, ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。. 洋貴が厨房へ それ見た時に 大阪府出身。妻は森口瑤子(1998年結婚)。 双葉「え、どこかな?どうしよう、フフ、ちょっと会話弾んじゃう感じですね」 先日、2017年にTBSで放送された「カルテット」をAmazon プライム・ビデオで観た。, 以下は、脚本家・坂元裕二インタビュー (4) からの一部抜粋。https://crea.bunshun.jp/articles/-/21097?page=3, だいたい僕は、人の名前も「名字にさんづけ」で呼び合うお話を書いているし、人と人との距離感を、できるだけ敬語とタメ口を使い分けて作ろうと心がけています。, タメ口だけの会話って面白くないんですよね。すごく仲のいい友達同士の会話や、仲のいい夫婦には興味がなくて、そこにズレが生まれるから面白い。, 人と人との間に足りない距離があって、会話が気まずかったり、意志がちゃんと伝わらなかったりするレベルのちょうどいい遠さ、ちょうどいい近さがあって、それが展開の中で伸び縮みする。そこを描くために敬語とタメ口を併用して混ぜているんです。, 「カルテット」の4人も、お互いに敬語を使いながら、名前を呼ぶ時は「別府さん」「家森さん」。「巻真紀さん」は、わざと名字か下の名前かわかんないようにしたし。そのなかで「すずめちゃん」だけ名字で呼ばれてないっていう。, あの4人の距離感が近すぎて、「諭高」とか「司」とか呼び合ってたら、ドラマの世界観自体変わってきますよね。最終回では小ネタとして書きましたけど(笑)。, 敬語なのかタメ口なのか、名字で呼ぶのか下の名前で呼ぶのか、そういうことで生まれる関係性って、ささいなことじゃなくて、ドラマの根底を成すものだと思ってます。, <感想> 19歳で脚本家デビュー、23歳で「東京ラブストーリー」を手掛けた坂元裕二氏は、敬語(「名字にさんづけ」で呼び合う)とタメ口を使い分けて、人と人との距離感を作ろうと心がけているという。 確かに、「カルテット」で「別府さん」「家森さん」「巻真紀さん」「すずめちゃん」以外の呼び方だったら、4人が別の関係になっていたように思われる。, ----------------------------------------------------------------------元証券マンが「あれっ」と思ったこと発行者HPはこちら http://tsuru1.blog.fc2.com/----------------------------------------------------------------------, tsuruichi1024さんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog 最後までスッキリしない。それが嫌じゃない。ジャンルがわからないのが凄い」, と賞賛。この時代にどうやってこんな企画が通ったのか?という問いに、「プロデューサーとディレクターが頑張ったのがすべて」と坂元が答える。更に『カルテット』執筆に関する覚え書き。, ・『Woman』が終わってすぐに、「次は松さん(松たか子)と仕事がしたい」と思っていた, ・ちょうどその頃、プロデューサーの土井さん(土井裕泰)が「松さんとどう?」と仕事を持ってきたので、「松さんと満島さんで」と即答した, ・TBSからは当初『最高の離婚』みたいなものを提案されたが、一度やったことはまたやりたくなかった, スクリーンで上映されたのは3話の蕎麦屋のシーン。 ブログを報告する. 数々の脚本を手がけてきた坂元裕二さんの作品世界に迫る単行本『脚本家 坂元裕二』(ギャンビット刊)が発売されました。 延べ13時間にわたったインタビューの中から、紙幅の都合で単行本に載せられなかった未公開テキストを、全4回にわたってお届けします。 双葉「(咳払いして)スプーン曲げられるようになりたいです、凄くないですか?」 【 脚本家・坂元裕二:カルテット 】 先日、2017年にTBSで放送された「カルテット」をAmazon プライム・ビデオで観た。 以下は、脚本家・坂元裕二インタビュー (4) からの一部抜粋。 こう ちょっと手がね、震えてて 洋貴「いや、今はあれだけど、言ったときはしてないすよ」 坂元裕二と是枝裕和、この字面の並び!!何度だって反芻したい。坂元裕二×是枝裕和トークショー『ドラマの神様は細部に宿る』に参加してきたのだ。”テレビドラマ”を語るにおいて、この上ない組み合わせを実現させた早稲田大学演劇博物館に溢れんばかりの感謝を。当初は300人収容の会場での開催予定だったのだが、予約が殺到し、急遽1000人収容の大隈記念講堂に会場を変更したわけですが、それでも収まりきらない需要。当日は中継映像を流す会場まで設置されていた。泣く泣く予約を諦めたという方もたくさんいらっしゃると思いますので、この日、会場を包んでいた穏やかながらも確かな興奮を伴なった”熱”のようなものを少しでもレポートできたらと。, トークショーは互いの作品の好きなシーンをスクリーンで流し、気になるポイントを質問するというシンプルなスタイルで進行した。クリエイター同士の質疑は非常に示唆に富み、刺激的でありました。まさに神様は細部に宿る。しかし、1時間半という尺の内のその8割が、是枝裕和から坂元裕二への公開インタビューに費やされることとなった。その事を終盤で坂元が指摘すると、是枝は「僕は(こういう場に)いつでも出てくるけど、坂元さんはなかなか出てこられないので」とまだ質問を止めようとしない。自らも国内を代表する表現者でありながらも、”1人の坂元裕二ファン”という姿勢を崩さない是枝監督が非常にキュートで、このイベントの心地よいトーンを形作っていたように思います。, 坂元裕二が関西弁で喋り倒す。*1インスタの投稿曰く、関西出身ではあるものの普段、関西弁は使っていないとのこと。この日は緊張を隠す為に”言葉の変装”をしていたそうな。一筋縄ではいかぬ、というのはこういう人に向けて言うのだろう。とにかく、作品から想起されるナイーブな青年(御年50歳だが青年という印象だ)というイメージを覆す、流暢なおしゃべりでもって、のっけから会場の笑いをとりまくります。その軽妙さに衝撃を受けてしまったので、ここだけは詳細に彼の言葉を再現してみたい。細かいニュアンスまでは自信がないのですが、かなり近い形で記録できていると思います。, 坂元「この一ヶ月くらい、ずっと今日の為に是枝さんの映画とドラマとドキュメンタリーを観てきて、頭の中が是枝さんのことでいっぱいになって、「是枝さんのこと好きなのかな?」って、もちろん好きですけど、是枝さんのことしか考えられなくなって、ちょっとあかんなぁと思って、合間に『ファインディング・ドリー』とか挟んだりしたんですけど、その中にも是枝さん的な部分を発見してしまって。ちょっとズラさなあかんと思って『テレクラキャノンボール』とかも観てみたんですけど、これはもう是枝さん作品と言ってもいいんじゃないかと。」, 『ファインディング・ドリー』と『テレクラキャノンボール』と是枝裕和という結び方の絶妙さ。これは喋ることむちゃくちゃ練ってきたな、とほくそ笑みました。この後も、会場の規模について、学生への講義について、映画とテレビドラマについて、と話は弾んでいくのですが、割愛。1000人規模から更に中継会場まで設置されたことに対して、, をキラーフレーズとして採録しておきます。ここから、『それでも、生きてゆく』『Woman』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『カルテット』から是枝がピックアップしたシーンを流し、トークが進んでいく。その前にまず、個人的に「これを聞けただけで、もう充分だ」と思えたトピックについて記していきます。, 是枝「(瑛太と満島ひかり)この2人は凄いお気に入りですよね?何が1番いいですか?声ですか?」, 坂元「声フェチは間違いないですね。2人とも大好きで、でも”一緒にもういる”って感じなので、どこがいいってなかなか説明しづらいんですけど・・・どこなんですかね?もう家族のように思っています」, 家族のように思っています!!これを聞けただけで、震え上がるような気持ちだ。『ミュージック・ポートレイト』の「妻夫木聡×満島ひかり」に関するエントリーでも触れさせて頂きましたが、満島ひかりもまた、坂元裕二もしくは瑛太に対して、, という強い言葉を残している。前述のエントリーと重複するのですが、まずその関係性を改めて、振り返ってみたい。『それでも、生きてゆく』の双葉役のオファーを満島ひかりに断れてしまった坂元は、普段は絶対にやらないという役者への直談判を試みる。観たわけでもないのに、私はこのエピソードを坂元裕二が書くラブストーリー同様にして愛している。, 相当落ち込みました。そういうことをしたのは初めてですが、お会いして「とにかくいてくれないと困る。あなたじゃないと嫌なんだ」と。どうすれば出てくれるのかと焦り、25歳の女性を前にいい年して中学生のように手が震えて。「まずい。気持ち悪いと思われる!」って(笑), 余談だが、山田太一が『岸辺のアルバム』のキャスティングにおいて、八千草薫に対して、この坂元とまったく同じことをしていたというのを読んで、飛び上がるほど嬉しくなってしまった。そして、満島ひかりが一度断ったオファーを受け直した理由が凄い。, 坂元さんが「いや、あなたが出ること以外僕は想定していない」って言って 「東京ラブストーリー」「わたしたちの教科書」「Mother」「それでも、生きてゆく」「最高の離婚」「Woman」「問題のあるレストラン」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「カルテット」「anone」──。, 数々の脚本を手がけてきた坂元裕二さんの作品世界に迫る単行本『脚本家 坂元裕二』(ギャンビット刊)が発売されました。延べ13時間にわたったインタビューの中から、紙幅の都合で単行本に載せられなかった未公開テキストを、全4回にわたってお届けします。, » Interview 01 双葉「10時とか、10時15分とか」 洋貴「・・・」 洋貴「いやらしい想像なんかしてないすよ」 【 脚本家・坂元裕二:カルテット 】 先日、2017年にTBSで放送された「カルテット」をAmazon プライム・ビデオで観た。 以下は、脚本家・坂元裕二インタビュー (4) からの一部抜粋。 テレビ『それでも、生きてゆく』(2011)や『最高の離婚』(2013)、『カルテット』(2017)などの秀作をコンスタントに発表している脚本家・坂元裕二。映画『歩いても、歩いても』(2008)や『海街diary』(2016)などのほか、マスメディアをめぐる論客としても知られる是枝裕和監督。 <洋貴、双葉の手を握ろうとするも、やめる> 洋貴「・・・電話」 双葉「じゃあ、深見さんからどうぞ。」 双葉「恐縮っす」, 暗闇の中、スクリーンに映る『それでも、生きてゆく』というこの小さく儚いラブストーリーを、1000人で見つめる喜び。私はもう涙を堪えるのに必死でありました。ここには人と人がすれ違いながらも、懸命に繋がらんとする美しいエネルギーがあまりにも見事に記されている。また、このイベントを主催した岡室美奈子さんもエンドトークで言及されていましたが、この双葉の「スプーン曲げられるようになりたいです」という願いが、『カルテット』の魔法少女すずめに繋がっていることに気づき、思わず、息を飲んだ。満島ひかりが坂元のインスタの投稿に残した, ちなみに、是枝が上記のシーンで好きなのは「ラーメン食べながらでいいんで」という台詞だそう。是枝作品も坂元作品も、登場人物が食べながら話すシーンが多い。久世光彦仕込みという田中裕子や樹木希林の物を口に含みながら喋る演技の巧みさについて、田中裕子が芦田愛菜にそのやり方を伝授したエピソードなども語られましたが、そちらもやはり『世界と今を考える 1』に収録されていますので、割愛。, 是枝からの「『Woman』は『Mother』に続いて出演された田中裕子さんを書きたくて書いたのかなと」という指摘に、「それが全てではないが、田中裕子をどうか書けばいいかはプレッシャーだった」と坂元が答えるところから始まる。ここでの話題は、主に田中裕子と小林薫という2人の役者、そして向田邦子に。, 是枝「田中裕子さんと小林薫さんというのは、久世(光彦)さんが向田邦子さんをもとに撮られたシリーズをご覧になっていたんですか?」, 坂元「僕、テレビっ子じゃなかったので、昔は観てなかったんですけど、この仕事を始めてから向田さんのドラマをちゃんと観て、1番好きな脚本家ですし、唯一と言ってもいいくらい色んなこと・・・僕の目指しているところにいらっしゃる方。田中裕子さんと小林薫さんはそんな向田作品に出られていた方なので、身が引き締まります」, 「坂元裕二の1番好きな脚本家は向田邦子」という言説を取れただけで心から満足したお客さんも多いことだろう。『Woman』などは、是枝が指摘するように、田中裕子×小林薫というキャスティング、そして都電というロケーション含め、「向田邦子新春シリーズ」の『思い出トランプ』を参照しているように思う。スクリーンに流したのは6話から。小林薫の, という名言も納得の、満島ひかりと田中裕子の重厚な演技合戦の中で、小林薫の軽さと巧さが光るシーンでした。そして、『Woman』という作品は、シングルマザーと生活保護もしくは難病といった強いトピックに引っ張られてしまうが、その実、真っ当なホームドラマであったことに気づかされた。縁側、ちゃぶ台、素麺とお稲荷さん、そしてミシン。, 今作は、始まる前からプロデューサーとディレクターに「バッドエンドにはしない」と約束していたそうなのだが、執筆中に何度も「やっぱりバッドエンドじゃダメ?」と提案したという。こういった葛藤は『Woman』『問題のあるレストラン』からも続いていたようで、そこを経て『カルテット』という宙ブラリなサスペンスに辿り着いたという流れが美しい。映像で是枝が流したのは3話における、ライブハウスの音漏れを楽しむ音(有村架純)と練(高良健吾)のデートだ。このシーンで最後に音が漏らす「いつか・・・」という台詞が台本にないことを是枝が指摘。坂元曰く、「いつか・・・」の台詞は、5話を執筆した後に、差し込みを指示したものなのだそう。, 坂元「5話で有村さんが八千草さんに「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」って言うんですが、”いつか”っていつだっけ?と思って、3話だ!と。撮影前だったので、”いつか”を3話に入れて下さいって、差し込みしました。」, この3話が2人(音と練)の1番幸せな時だとわかっていたので、本当はもっとキラキラした、月9的な花火やスキーのシーンを想定して、初稿では、東京湾に船で出て、夜景を眺めるシーンを書いていたそうだが、違うなと考えている内にどんどん小さくなって、ライブハウスの音漏れにまで小さくなった、と。, 是枝はまた7話での練の祖父の買い物レシートを音が読み上げるシーンを「何を買ったかを読むだけですごく感情を掻き立てられる」と絶賛。また、資料的なものから感情を読みといていく手法を、『それでも、生きゆく』での検死調書、『問題のあるレストラン』での五月のレシピなどを例に挙げ、「最近の坂元作品に頻出する手法である」指摘。どういったきっかけで取り入れた手法なのかを質問する。それに対して坂元は、”テレビドラマ”というものが, ・学園モノにしても、刑事モノにしても説得スピーチが基本

坂元裕二 インタビュー

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