日本では国民皆保険制度が確立しており、無保険の人はいないことになっています。しかしこれは日本特有の制度で、米国では企業や個人で民間の医療保険に入るのが原則です。海外赴任の際には、日本の海外旅行保険を使うことも可能ですし、米国で民間医療保険に入ることもできます。 そしてアメリカの保険会社は日本の保険会社と比べ、資産運用面にも力を入れています。よってアメリカでは、保険の保障内容だけでなく、資産運用面や相続税対策などの目的で生命保険を利用する人々が多いのも特徴です。 確かにアメリカの保険の保障内容やその自由度、費用面など魅力はありますが、それだけで必ずしもアメリカに居住してアメリカの保険に入ることがお得とは言えません。 日本 ・・・ 公的国民皆保険制度 により、どこの病院でも全国県境をまたいでもどこでも一律3割負担で医療を受けることが出来る。. ニューヨークでは150ドル〜300ドルはかかります。(保険会社調べ), 心臓バイパス手術や脊椎固定術の料金は、10年目ICU看護師の年収ほどになっています。, アメリカの医療は日本のように治療によってポイントで決まっているわけではありません。, たとえば、ある患者さんが手術をして、その後の回復期は集中治療室(ICU)で行われたとします。でも別の患者の回復期は回復室で行われた場合、2人の患者さんの手術が類似していても、費用は数千ドルは変動する可能性があります。, 治療や手術では、不測の事態(合併症など) これはあくまで交通事故による「死者数」なので、実際に起こっている交通事故はさらに多いと考えられます。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 最近、高齢者の車の運転による交通事故が増えているとニュースで聞いたことがある人は、「え?そうなの?」と思った人もいるかもしれませんね。, では、試しに日本の国土交通省が調査した海外の交通事故による死者数をみてみましょう。, アメリカは10万人あたり10.2人と、日本の約2.5倍で一番多いことがわかりますね。, これはあくまで交通事故による「死者数」なので、実際に起こっている交通事故はさらに多いと考えられます。, 海外留学に人気な国であるカナダ、オーストラリア、ニュージーランドと比較しても、日本よりも交通事故による死亡数が多いですね。, 一方で、アメリカやイギリスなど欧米では、10代や20代の低年齢層による車の事故が多いという傾向です。, 2015年の国連の調べによると、人口10万人あたりの殺人事件の被害者数が、日本は0.3人の発生率に対してイギリスでは0.9人、アメリカでは4.9人であることがわかりました。, ちなみに、アメリカで銃によって死亡する事件数は、交通事故での死亡数とほぼ同じという結果です。, 海外旅行や留学中にあなたも何かの事故や事件に巻き込まれる確率は、日本にいるよりずっと高いことがわかりますね。, 海外へ渡航する場合は、海外向けの保険や海外の医療について事前に知っておくと、いろいろ心づもりもできるてより安心です。, そして、それぞれの医療保険制度は、組合や協会、自治体など地域によって運営されています。, 海外の公的医療制度については、日本と似たような仕組みのものあれば、そうでないものもあり、保険の内容も千差万別。, つまり、日本では国民全員が公的な医療保険に加入することが義務付けられていて、多くの人が医療費3割の自己負担になっていますが、海外ではそうではないということです。, まず、医療制度の種類ですが、日本のような仕組みの「公的医療保険型」と「国民保健サービス型」、そして「民間保健主導型」と3つのタイプがありますね。, イギリスが代表的な「国民保健サービス型」は、国が運営している公的医療制度になります。, アメリカとオランダは同じ「民間保険主導型」ですが、それぞれの違いは「制度の対象が国民全員かそうでないか」という点。, オランダの場合はどこかの民間会社の医療保険に入ることを国民みんなに義務付けていて、一定の医療費や薬代の補助がでます。, 一方で、アメリカの場合は、低所得者と高齢者対象に公的医療保険(メディケアとメディケイド)はありますが、国民全員を対象した公的医療制度がないという訳です。, 実は、先進国と呼ばれている国で、全国民を対象とした公的な医療保険制度がないのは、アメリカだけ。, ほとんどの国では、国民全員を対象とした国民皆保険の医療制度を実施していることがわかりますよね。, アメリカでは、実際なにも医療保険に加入してない国民が約15%もいて、長年アメリカの社会問題の一つになっています。, なので、短期留学や旅行中に海外でもし医療機関にかかったときは、原則、医療費は全額自己負担になるので注意してください。, 国や地域、ビザの種類や留学期間によっては、渡航して手続きをふめば加入可能な現地の医療制度があることも。まずはチェックしてみましょう。, 日本は国として抱えている医療費の負担が、高齢化社会や少子化が原因で、急速に増えていっているとニュースなどで言われているのを聞いたことがあるかもしれませんね。, ですが、個人一人ひとりの医療費負担をみてみると、今後はどうなるかわかりませんが、世界の国に比べてまだまだ少ないようです。, アメリカの医療費が高くなっている1つ目の理由は、やはり全国民を対象とした公的な医療保険制度がないということです。, そのために医療保険に未加入の人が多くいて、そういう人が実際に高い医療費を払うことができずに踏み倒してしまうこともめずらしくありません。, だから、こういった回収できない医療費を、払える人からなるべく補填しようと医療費を高めに設定しているということもあります。, それは、国が全国で統一して定めている診療報酬制度や薬事法によって、医療費や薬代が決まっているからです。, しかし、アメリカには全国民を対象の国レベルで統一した制度がなく、病院や診療所ごとに決めることができます。, これにより、実際に病院を利用すると思いもよらない高額な医療費を請求されることもあります。, 渡航中に事故で怪我や病気にあった場合、高額な医療費が請求されるのは決してめずらしいことではないのです。, 2つ目の理由は、アメリカは日本と比べてお医者さんになるまで時間がかかり、学費がとても高いことです。, アメリカで医師になるには、まずどこかの大学を卒業して、その後にアメリカの医学部にあたる4年制のメディカル・スクールに入学しなければいけません。, 日本では大学の医学部を6年間で卒業すれば、最短で24歳で医師になれますが、アメリカでは早くても約8年間はかかるということに。, そして、その間にかかるトータルの学費は、アメリカで一番安く医者になる方法の公立州立大学の場合でも約1,600万円かかるそうです。, この高い学費のために、多くのアメリカの医学部生は、平均で約1,200万円という多額のローンを組んでいるとも言われています。, つまり、まず一人前の医師になったら、学生時代の高いローンを返さなければならないということ。, アメリカでは、日本では信じられないことでよく訴訟裁判になることが多いのは知っている人もいるかもしれませんね。, 有名な話でいうと、マクドナルドのコーヒーをこぼして火傷したため訴えられた件や、マクドナルドのハンバーガーのせいで肥満になったと訴えられた件。, このように日本ではあり得ないような訴訟裁判が、アメリカの医療でも多く起こっています。, 実際、アメリカの医療訴訟裁判は年間で約10万件と言われていて、これは日本の約100倍以上という多さです。, もともとの資本主義を重視してきた国の歴史やこのような理由から、アメリカの医療サービスは日本と比べてよりビジネスライクと言えます。, アメリカでは、お金が沢山あればよりよい病院で診てもらえ、よりよい医療サービスが受けられるでしょう。, でも、逆に十分なお金がないと病院にも行けなくなってしまう、満足した治療が受けられないかもしれないとも言えるかもしれませんね。, イギリスやデンマークなどは医療費の外来での窓口負担がゼロなので、3割自己負担の日本人にとっては羨ましい話のように思いますよね。, ちなみに、イギリスの医療費無料の制度は、第二次世界大戦後の「ゆりかごから墓場まで」という国の医療福祉に対する政策方針がもとになったものです。, つまり、生まれてから死ぬまでの一生を国が守って保障する仕組みを作ろう、という政策だった訳です。, 医療費の自己負担がないということは、国民にとって嬉しいことだと思いますが、その反面やはりデメリットも。, イギリスやアメリカなど、日本以外の多くの国では「ホームドクター制」という医療システムになっています。, 日本だと病気や怪我をしたら、患者さんの医師で開業医がいる病院、総合病院、大学病院のどれにかかるかは、自分の意思で選ぶことができますよね。, しかし、ホームドクター制の場合は、まずは地域のかかりつけ医に診てもらわなければいけないという仕組みです。, 日本も最近では、まず地域の開業医をかかりつけ医として診てもらうというように推奨はされていますが、義務付けられている訳ではありません。, 以下は、医療費無料のイギリスのホームドクター制と日本のフリーアクセス制を図で表したものです。, 上の図をみると、ホームドクター制の国では風邪を引いたり体調を崩したら、病院でなくまず薬局に行くのがわかりますね。, イギリスや北欧では、薬局でだしてもらった薬でも治らなかったら、次は看護師さんに診てもらいます。, この看護師さんは「ナース・プラクショナー(上級看護師)」という資格を持っていて、医師の許可なしにある一定の診断や薬の処方ができる看護師さんです。, 看護師さんに診てもらっても治らなかったら、次は地域のかかりつけ医(総合医)に診てもらって、必要に応じて大学病院や専門医を紹介してもらう流れになっています。, 前項でわかったように、イギリスなどの欧米でホームドクター制を取り入れている国では、段階を踏んでからしか、お医者さんに診てもらうことができないのはわかりましたよね。, ホームドクター制を導入している国、とくにイギリスやオランダ、デンマークなどではかかりつけ医(総合医)の登録がすでに国民に義務づけられています。, なので、ホームドクター制度を徹底することでムダな医療費を抑えようとしている訳です。, かかりつけ医(総合医)も、国によって一定の地域ごとに一人ずつしか配置されないルールになっていています。, また、医療費を抑えるために、日本では保険適用で受けられる治療がイギリスでは適用外になっていたりと、日本と比べて保険医療に対する制限が多いというデメリットも。, 実際、イギリスの富裕層では、インドなど海外へ医療ツアーで治療を受けることも珍しくないようです。, このような日本にはない制限のもとで、イギリスやデンマークでは専門医に診てもらうまでに、待機期間が1ヶ月や2ヶ月ということが普通になっています。, 「なにか悪い病気だったら…できれば、すぐに専門医に診てもらいたい」と思っているのに、1ヶ月、2ヶ月待つのは心配ですよね。, ようやく大学病院で診てもらえることになっても、患者さんが集中しているので、診察までの待ち時間が5時間なんてことも珍しくありません。, 最近では日本の大学病院でも、2時間待たせれて診察は2分だったとか患者さんの不満があるようですが、5時間待ちのイギリスと比べるとまだまだというところなのでしょうか。, ちなみに、デンマークでは、2007年にこの待機問題の解消のために、4週間以内に専門医に診てもらえない場合、県外や国外で治療を保険適用で受けてもいいようになりました。, イギリスでもすぐに大きな病院で診てもらうことはできますが、その場合は基本的に医療費が自己負担になるようです。, 長い時間待たされても、やっぱり医療費が無料というメリットが強いのか、そんなに大きな不満はないようです。, 100%無料ではないものの、他の国に比べて医療費の負担が少ないのがドイツの特徴です。, また、「もしヨーロッパで病気になるなら、ドイツかフランスで病気になりなさい」とよく言われます。, ドイツ人は、日本人と似ていて真面目な性格だと言われており、外国の病院に行くのが怖いという日本人でも利用しやすいのです。, ドイツの医療システムは、ホームドクター制ですが、かかりつけ医の登録はイギリスのように義務化されておらず任意です。, しかし、外国人は保険に加入していなければ医療費は全額負担となりますので、旅行の際は海外旅行保険に必ず加入しておきましょう。, フランスは、日本と同じフリーアクセス制なので、日本で病院にかかる感覚と近いかもしれませんね。, ただし、ヨーロッパ、とくにフランスでは、夏休みに医師が長期休暇をとることがめずらしくありません。, フランス人の夏休みのバカンスは、医師に限らずフランス人の国民的慣習になっているからです。, 日本では長期休暇といってもせいぜい1週間程度ですが、フランスでは1ヶ月ということも。, そうですね。 日本は人口10万人あたりの交通事故者数が3.8人という結果になりました。 アメリカは10万人あたり10.2人と、日本の約2.5倍で一番多い ことがわかりますね。. 公的保険や民間保険を個人の選択で選び加入する仕組みになっているためです。 © Copyright 2020 一般社団法人マネー総合研究所(Money Research Institute). なぜこれほどアメリカの生命保険は自由度が高いのかと言いますと、そもそもアメリカには日本の国民健康保険や社会保険のような健康保険への加入義務はありません。 バランス的に見たら、日本の医療は一番と言えるかもしれませんね。, 以下は、医学雑誌「The Lancet」が発表した「Health Access and Quality」のランキングからピックアップしたものです。, 大国と言われているロシアや中国も、まだ日本の医療ほど充実してるとは言えないようです。, 中国についは、日本では信じられないような医療ミスも度々おこっていて、実際、中国では年間40万人が医療過誤や薬の誤用で亡くなっています。, また、中国やロシアなどアジア圏から日本の高いレベルの医療を受けたいと、医療ツアーで日本に来る外国人も増えています。, この現状から考えて、もし日本以外のアジア圏で病気になったら、日本に帰ってから治療を受けるのが一番かもしれませんね。, 国によって医療制度や医療システムが違うこと、日本の医療はやっぱり充実しているんだなぁとあらためて感じた人もいるでしょう。, 海外旅行中や留学中に、思わぬ事故で怪我をしたり、急に病気になったときは、日本とは違う医療サービスを受けることになることもわかったと思います。, やはり、海外でもなるべく満足した医療サービスを受けるためには、十分な治療など補償をカバーしている海外向けの保険に入っておくことを忘れないようにしておいてくださいね!, 英語の語学留学にオススメの国を紹介!安全で費用が安い国や大学・高校留学にオススメの国は?, より良い情報を提供するために、アンケートを実施しております。 ご協力よろしくお願いいたします。, 人口10万人あたりの殺人事件の被害者数が、日本は0.3人の発生率に対してイギリスでは0.9人、アメリカでは4.9人であることがわかりました。, 日本では国民全員が公的な医療保険に加入することが義務付けられていて、多くの人が医療費3割の自己負担になっていますが、海外ではそうではないということです。, 先進国と呼ばれている国で、全国民を対象とした公的な医療保険制度がないのは、アメリカだけ。, 短期留学や旅行中に海外でもし医療機関にかかったときは、原則、医療費は全額自己負担になるので注意してください。, 個人一人ひとりの医療費負担をみてみると、今後はどうなるかわかりませんが、世界の国に比べてまだまだ少ないようです。, 回収できない医療費を、払える人からなるべく補填しようと医療費を高めに設定しているということもあります。, とてもきれいな病院でサービスもよくて最高だったけど、医療費1,000万円を請求された。, トータルの学費は、アメリカで一番安く医者になる方法の公立州立大学の場合でも約1,600万円かかる, アメリカの医療訴訟裁判は年間で約10万件と言われていて、これは日本の約100倍以上という多さ, ホームドクター制の国では風邪を引いたり体調を崩したら、病院でなくまず薬局に行くのがわかりますね。, 次は地域のかかりつけ医(総合医)に診てもらって、必要に応じて大学病院や専門医を紹介してもらう流れになっています。, 医療費を抑えるために、日本では保険適用で受けられる治療がイギリスでは適用外になっていたりと、日本と比べて保険医療に対する制限が多いというデメリットも。, イギリスやデンマークでは専門医に診てもらうまでに、待機期間が1ヶ月や2ヶ月ということが普通になっています。, ※参考図書)『世界の医療保障 2013年』『日本の医療、くらべてみたら10勝5敗3わけで世界一』, 海外旅行中や留学中に、思わぬ事故で怪我をしたり、急に病気になったときは、日本とは違う医療サービスを受けることになる, 海外でもなるべく満足した医療サービスを受けるためには、十分な治療など補償をカバーしている海外向けの保険に入っておくことを忘れないようにしておいてくださいね!, The Lancet 2017 Healthcare Access and Quality Index(1990-2015), Clinical Trials.gov Trends,Charts,and Maps, コンビニでも戸籍謄本の取得が可能!留学の各種申請に必要な戸籍謄本と戸籍抄本の取り方, 留学経験のある社会人400人に聞いた!学生時代の留学体験と留学で得たものに関する調査, オーストラリアのSIMカードはどこで買う?現地や日本で購入する方法とオススメのSIM. 日本に比べアメリカの生命保険は自由度が高いといえるでしょう。 !function(e,t,n,s,u,a){e.twq||(s=e.twq=function(){s.exe?s.exe.apply(s,arguments):s.queue.push(arguments); アメリカには日本と異なった生活スタイルや法律が多くあります。銃社会や保険システムなども大きな違いといえるでしょう。ここではアメリカについて知りたい方のために、さまざまな視点からの情報をご紹介していきたいと思います。 アメリカの場合、個人にとってなくてはならないものという存在なので、公共性が高くなり多くの人の利用によって費用を下げることができます。 アメリカは医療格差社会. 他より2倍〜3倍かかると言われています。, 少し具合悪いときの初診でさえ、 こうした日本とアメリカでは、個人に対する公的保障が大きく異なり、人々の民間保険会社への価値観も大きく異なってきます。 日本に比べると、アメリカの生命保険の方が自由度が高くお得なように感じてしまうのですが、日本の公的保証などを含め比較すると、一概にどちらの方がお得で優れているとはいえません。, 日本の生命保険の場合、高額療養費制度など社会的に死亡や病気などに対して、保障が存在しています。日本の生命保険は公的保証からはみ出している部分に対する、リスクヘッジのような意味合いの存在と考えていいでしょう。 All rights reserved. あくまでアメリカでは任意です。 // Insert Twitter Pixel ID and Standard Event data below },s.version='1.1',s.queue=[],u=t.createElement(n),u.async=!0,u.src='//static.ads-twitter.com/uwt.js',